ペットといえばイヌネコ。そんな親しみやすさから映画、ドラマ、CMと、彼らを見ない日はないんじゃないですか?
実写とアニメーションが融合するSFコメディ「キャッツ&ドッグス」の続編。かつてネコのスパイ組織「ニヤオ」でエリートエージェントとして活躍していた キティ・ガロアは、宿敵の犬たちを降伏させるだけでなく、かつてのネコ仲間までも配下に置き世界征服を企んでいた。仲間と人類を救うため、イヌとネコはし ぶしぶ力を合わせることになる。声優にクリスティナ・アップルゲイト、マイケル・クラーク・ダンカン、ジェームズ・マースデン、ニック・ノルティら豪華俳 優陣が結集する。
黎明期にあるデジタル3D映像で制作され、動物を主体としたデジタル3Dによる実写映画の趨りとなった。2001年の映画『キャッツ & ドッグス』の続編ではあるが、犬と猫の対立や犬側の秘密組織など限られた世界観のみ踏襲している。前作に引き続き、動物(アニマルアクター)の表情や動きについてはVFX(3DCG)やパペットを多用し実現している。
日本版パンフレット(松竹編集・発行)にも記述されているが、本作は至るシーンで複数のアメリカ映画作品のパロディをふんだんに演出面に採り入れている。前作の極悪役で犬の刑務所に収監されている猫のMr.ティンクルズを羊たちの沈黙のハンニバル・レクターに見せかけたり、ターミネーターやマトリックスを彷彿とさせる1シーンもある。さらにオリジナル(英語)のタブ・レーゼンビー役に3代目ジェームズ・ボンドを演じたロジャー・ムーアの起用、ドッグ秘密組織の作戦指令関係の道具、サウンドトラック、ストーリー全体に亘って、スパイ映画の007シリーズやミッション:インポッシブル(スパイ大作戦・新スパイ大作戦)へのオマージュが色濃く見受けられる。
制作費用は多数の犬猫をアニマルアクターとして出演させたり、3D映像の加工制作などで85分の時間尺に対して85万米ドルと大きく嵩み、興行成績はアメリカ・日本などでは前作を上回るほど振るわなかったが、オーストラリアやヨーロッパなどでは一定の成績を収めた。
プレス向けの公開前試写会は2010年8月18日に都内で「肉球応援団結成イベント試写会」として行われた。肉球応援団のプロデューサーにタレント犬のカイくんが任命され、応援団メンバーとして本編にちなんだ犬猫(実物)とMr.ティンクルズ(パペット)、ゲストに小倉優子とガッツ石松が出演した。この時、カイくんの仔どもが初披露されている。
公開終了後、ビデオソフト発売記念試写会とトークショーが2010年12月1日に都内で催された。ゲストは矢口真里と猫ひろし。
ずっと昔から、宿敵のライバルである犬と猫は人間の知らない所で密かに過激な戦いを繰り広げてきた。
ネコのスパイ組織「ニ・ヤ・オ(MEOW 日本版:ニンゲンのヤサシイオトモダチの略)」でエリートエージェントとして活躍していたキティ・ガロアは、仲間のポウズや運び屋のハトとキャリコらを利用して、産業スパイで手に入れた高度な情報技術を転用した秘密兵器を完成させ、宿敵の犬たちを降伏させるだけでなく、かつてのネコ仲間までも配下に置き世界征服を企むべく執念を燃やしていた。
イヌ系のスパイ組織「ドッグ秘密基地(DOG Headquarter)」ではキティが猫族に向けて発信した声明動画をキャッチ。前作のルーキーから組織の首領に大躍進した ルーは、ブッチに突進ばかりして警察犬失格の烙印を押されて檻に入れられたばかりのディッグスをスカウトさせてコンビを組むことを任命させる。そしてキティと接触があるとするハトのシェイマスを探し出すべく深夜のコイトタワーへ向かうが、同じ相手を狙う秘密兵器の首輪を付けたニ・ヤ・オのスーパー・エージェントのキャサリンと出くわす。身から出た錆であるキティの反乱を阻止する為に行動していたのだ。
シェイマスはキティについて知らないとはぐらかすが、キティの凶行まで13時間を切った時、イヌとニヤオの管轄の線引きで揉めるディッグスとブッチの間に入ったタブの発案で、犬とネコは史上初のタッグを組むことになった。犬側の非公式エージェントに任命されたシェイマスの咄嗟の一言でキティへの足がかりをつかむことになり、掃討戦に取りかかる。
| 監督 | ブラッド・ペイトン |
|---|---|
| 脚本 | ロン・J・フリードマン スティーヴ・ベンチック ジョン・レクア グレン・フィカーラ |
| 製作 | ポリー・コーエン アンドリュー・ラザー グレッグ・ミカエル ブレント・オコナー |
| 音楽 | クリストファー・レナーツ |
| 撮影 | スティーヴン・ポスター |
| 編集 | ジュリー・ロジャース |
| 製作会社 | ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ/ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ |
| 公開 | アメリカ・カナダ 2010年7月30日 日本 2010年8月21日 オーストラリア 2010年9月16日 |
| 製作国 | アメリカ合衆国 オーストラリア |
| 言語 | 英語 |
| 前作 | キャッツ & ドッグス |
ダルメシアン犬ボンゴの主人ロジャー(ジェフ・ダニエルズ)は、デザイナーのアニタ(ジョエリー・リチャードソン)と結婚。ボンゴもまたアニタの愛犬パーディタと結ばれ、15匹の子犬を生む。そんな折り、アニタの上司クルエラ(グレン・クロース)はダルメシアン犬の皮でコートを作るべく、ボンゴの子犬たちを盗んでしまう…。
ディズニー・アニメの名作『101匹わんちゃん』を実写でリメイクしたファミリー・ピクチャー。犬のライヴにCGを巧みに融合させることで実現させた、数々の躍動感あふれるシークエンスが楽しいが、それ以上にすごいのは悪女クルエラを怪演する名優G・クロースであり、彼女の現在におけるイメージはこの1作で良くも悪くも決定づけられてしまった。もちろん続編『102』でも彼女は大活躍!
ゲーム・デザイナーのロジャーは、ペットのダルメシアン、ポンゴとロンドンに暮らしていた。ある日、散歩の途中で二人はアニータと彼女のダルメシアン、パディータに出会い、ロジャーはアニータと、ポンゴはパディータと恋に落ちる。
| 監督 | スティーヴン・ヘレク |
|---|---|
| 脚本 | ジョン・ヒューズ |
| 製作 | ジョン・ヒューズ リカルド・メストレス |
| 製作総指揮 | エドワード・S・フェルドマン |
| 出演者 | グレン・クローズ |
| 音楽 | マイケル・ケイメン |
| 編集 | トゥルーディ・シップ |
| 配給 | ブエナ・ビスタ |
| 公開 | アメリカ 1996年11月27日 日本 1997年3月8日 |
| 上映時間 | 103分 |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | 世界 $320,689,294 アメリカ $136,189,294 |
| 次作 | 102 |